伊藤白歳生誕300年記念&若冲生誕会
2019年は伊藤若冲(1716-1800)の弟である伊藤白歳(宗巌、1719-92)が生まれて300年にあたります。若冲が40歳で隠居したあと、家業の青物問屋を引き継いだのが白歳で、兄の後を継いで家業を切り盛りしながら、若冲に教えてもらいながら絵も描いていました。
今年の寺宝展では、毎年恒例の若冲筆「竹に雄鶏図」、「髑髏図」はもちろん、生誕300年を記念して宝蔵寺が所蔵する白歳筆「羅漢図」、「南瓜雄鶏図」、さらに、近年発見された若冲とも交流のあった大阪の松本奉時(生年不詳~1800)筆「大黒天図」も合わせて公開いたします。
松本奉時(生年不詳~1800)
大坂の表具師で、蛙をこよなく愛した。彼の蛙図は当時大変な評判でした。また、若冲とも交流があり、若冲の描いた絵を真似た作品も残っています。
宝蔵寺寺宝展/伊藤白歳生誕300年記念
平成31年2月7日(木)~2月11日(月・祝日)
参拝料: 500円(中高生300円)
拝観: 午前10時~午後4時まで(受付は午後3時30分まで)
お問い合わせ: 075-221-2076 (受付時間:午前10時から午後4時)
伊藤若冲生誕会
平成31年2月8日(金)13:00~
当日の寺宝展受付は午後12時30分まで
(※座席に限りあり)
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